政治スタンス

昨日は衆院選があったので、自分自身の政治スタンスを確認する良い機会になりました。次の選挙までに多少変わっているかもですが、せっかくなので書き残してみます。

さっそくですが、政治と言っても範囲が広いので、個人的に、経済、安全保障、社会保障の3つを重視するとして、僕の政治スタンスは中道右派です。国家観で言えば、福祉国家と夜警国家の中間くらいがちょうど良いと思っています。

もうちょっと踏み込むと、経済政策に関しては徹底した規制緩和や法人減税を支持しているような新自由主義(バリ右)ですが、一方で、小さな政府で社会保障を減らせば良いかと言うとそんなことはなく、経済にプラスになるような社会保障はガンガンやった方が良いと思っています。小さな政府でも大きな政府でもなく「中くらいの政府」のイメージで。
(新自由主義的な最低限のセーフティネットというよりかはもう少し厚めでOK)

なので、欧州の一部の社会民主主義政策みたいに老若男女全方位なんでもかんでも社会保障を増やすまではいかないですが、経済にリンクした労働人口増(雇用率・出生率増)や生産性向上に繋がるような社会保障に対してはどんどんお金を使ってもらって結構だと思っています。

たとえば、単純なベーシックインカムとかには否定的ですが、18歳以下のこども一人あたりに月10万円くらい出すのはアリだと思っています。こども2人いれば、月20万円が世帯に支給されるイメージです。4人いればナント40万円!(笑)

これ、雑に計算しても、消費税10%から20%にアップすればざっくり財源30兆円くらい新たに確保できるので、18歳以下の人口が約2000万人とすればひとり当たり年間120万円(月10万円)支給は十分可能なので。
※消費税でなくとも絞り出せるかもです

これなら、こどもを産む強烈な動機が生まれ、将来の労働人口増に繋がるし、月10万円あればあらゆる家庭環境であっても教育の水準を上げることができると思うので、AI等のテクノロジーの進展に加えて人ベースでも将来の労働生産性を上げることができるかもしれません。少子化で国力低下が必至となったこの国においては国策レベルでやって良いんじゃないかなと思っています。

また、日本人の国民性として移民を増やして人口増とかも絶対にやらないと思うので、出生率がアップすることであれば消費税大幅増でも僕はOKだと思っています。
※実際にこの政策の効果でこどもが増えてしまったら10万円から5万円くらいに値下げするかもですが、その際はご了承下さいませ(笑)

一方、40兆円を超える医療費の削減を目指して、健康保険は全員3割負担で良いと思います。むしろ、4〜5割に増やしても良いかと。高額薬剤の問題もありますが、無駄に病院に行くお年寄りもいるので、そういう無駄な税金の使われ方を防いでいきたいです。「それじゃ、本当に病院に行く必要がある人に厳しいだろ!ひどい!!」と思われるかもですが、本当に必要な人には高額療養費制度があるので全然大丈夫です。

ときすでに、70歳以上でしたら、最安レンジだと手術して入院しても月15,000円が自己負担の限度額です。どんなに高額な手術をして入院しても月15,000円が天井ですよ。僕ら世代であっても、どんなに高額な手術を受けて入院しても月額上限8〜25万円(収入帯で変化)です。ガンでも、白血病でも、30日入院しても、ポッキリ価格。民間の保険なんて不要なレベルの分厚い社会保障がすでに用意されています。3割負担どころじゃないです。これが日本の社会保障です。最高です。

その他、社会保障で触れておきたいところは山ほどありますが、それを書くと長くなるのでそれはまた今度…

さいごに、安全保障に関しては現実主義の立場で、現状だと日米同盟を大前提とした積極的抑止力の強化を志向しています。年間の防衛費がGDP比1%程度の5兆円規模ですが、最低10兆円くらいで良いと思っています。もっと積極的にミサイル防衛システムにお金を使ってもらいたいですし、抑止力としての敵基地破壊能力も保持すべきだと思っています。そのために必要な財源に関しては、先の医療費の無駄を少し削るだけでも確保可能なわけですから。

また、周辺各国の軍事力が増大している昨今、日本単独で防衛していくことは難しくなっているので、同盟国との連携はさらに強化すべきだと思っています。そのためには、自分だけ守ってもらえればOKという独善的な考え方は通用しなくなってくるので、集団的自衛権も認めざるを得ないのではと考えます。また、いずれは、アメリカを前提としなくとも日本単独で他国の侵略を完全に防げるような防衛力を保持すべきだとは思います。

憲法改正に関しては、改正せずともきちんとした防衛が実現できるのであればしなくて良いと思いますが、改正しなければ(解釈だけでは)防衛力には限度があるのかなと危惧しています。

まぁ、平和主義には力を持たずに平和を実現しようとする理想主義者と、力を持って抑止力で平和を実現しようとする現実主義者がいるかと思いますが、僕は後者の考え方なのかなと思います。戦争は絶対にしたくないし、平和主義であるからこそ、絶対的な力が必要だと思っています。

ということで、総じて、近い政治観を持った政党はどこなのか考えて、小選挙区も比例も同一政党に投票しました。

まぁ、圧勝した政党なのに、僕の選挙区では負けましたけどね(笑)
なにこの敗北感… _| ̄|○